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  • 田中マコト - Makoto Tanaka -

ハンサムな猫

しばらく更新しないうちに2021年も終わりを迎えようとしています。

今日は少しパーソナルなお話しを。


このレーベル名の由来にもなった愛猫ハンサムくん。


今年が明けた2021年1月1日の夕方に永眠しました。約12歳。

生まれた時から家猫で、勝手に20歳くらいまで生きてくれると思っていたので、僕にとっては少しばかり早いお別れでした。


SNSでは報告していましたが、改めて本体である僕の公式サイトのこのブログでも書き記しておこうと思い立ちました。


ひと目見た瞬間に「なんてハンサムな猫なんだっ!」と思ったので、名前はそのままハンサムになりました。僕は自然に名付けたつもりなんですが、名前を言うとけっこう皆んながチャーミングな名前だねと笑顔になってくれるので嬉しかったです。


ハンサムが旅立ってから、もうすぐ丸1年。

物静かで人見知りな仔でした。

たぶん僕にはすごく懐いてくれていたんですが、なんとも臆病な性格だったので、虹の橋を渡りきれずに橋の隅っこで縮こまっていないかと未だに少し心配です。他の仲間と楽しく駆けまわってくれていると良いなぁと、毎日想っています。


僕が上京してから数年後には一緒に暮らすようになって、文字通り雨の日も風の日も2人(1人と1匹)で楽しく過ごしてきました。

今となっては東京暮らしも悪くないなと思ってはいますが、ハンサムと巡り会っていなかったらとっくに音楽家なんかやめて地元の愛知に帰っていたかもしれないです。


なんか、2人で過ごす空間が良い距離感だったんですよね自分にとって。

まぁ、ハンサムはどう思っていたかわかりませんが。

あいつが元気な時にもっともっと一緒に時間を過ごせたら良かったとも思います。


今も朝起きるとハンサムのお世話ルーティンが無いのに違和感がありますし、夜に布団に入ると足元がやけに冷えて(いつも僕の足元にくるまって寝てたので冬は湯たんぽみたいで足元が暖かかったんです)、なんだか落ち着かない。

そういう瞬間にはやっぱり寂しくなります。


そんな毎日ですが、この1年も自分なりに頑張って生き抜きました。


個人的ニュースとしては、

中古の旧型原付バイクを買って(その名もハンサム・ビーノ号!)、軽井沢まで1人で旅行に行ったり、河口湖に行ったりと、ハンサムが居た時には出来なかった事(外泊)とかを気ままにしてみたり。


相変わらずゆるゆるで楽しい毎日ですが、ハンサムが居ない事に正直まだ少し慣れないところもあったりと。


このレーベルの名前の由来になってるくらいですから、これからもハンサムと一緒に生きていく事には変わりないので、僕は僕で前向きに楽しい事をしていこうと色々思慮を巡らす毎日です。


これからはもっとレーベルらしくたくさんCDをリリースしていこうかと思っています。

コロナ禍で世界が止まった時に創り始めたオリジナルアルバムもこつこつと完成に近づいてきました。

なかなかリリースしたりコンサート企画するのが難しい時期だったので、来年はこれも含めて色々と動き出します。


話がそれましたが、

ひとまず僕は元気に毎日音楽と向き合って楽しく過ごしているので、ハンサムも向こうの世界で楽しく遊んでくれてると嬉しいです。


12年前、東京の荒波に揉まれていた僕を、素知らぬ顔で保護してくれて、一緒に過ごしてくれた恩はずっと忘れません。

僕がハンサムに「保護してもらった」んです。そのおかげで今の僕がある。


僕はハンサムをずっと忘れる事はないので(あいつは猫だから僕の事すっかり忘れるかもだけど 笑)、またいつかどこかで巡り会った時にちゃんとお礼を伝えたい。

本当にありがとう。またいつかよろしく。










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