映画 飢えたライオン DVD発売記念コンサート
- 公 演 紹 介 -
作曲家・田中マコトが本公演の為に書き下ろした新作音楽を、ピアニストに石井コンラード絵里子、ヴァイオリニストに門倉茜を迎えて初演。
緒方貴臣監督作品 映画「飢えたライオン」から着想を得て作曲された『ピアノとヴァイオリンの為の4つの音楽 "飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる" 』をはじめ、過去に同監督作品「体温」、「子宮に沈める」の為に作曲されたピアノ楽曲等を一挙演奏。
- program -
- 演 奏 予 定 曲 -
ピアノとヴァイオリンの為の4つの音楽
飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる
第1曲: 牙 を 剥 く ラ イ オ ン
第2曲: ジャ ン グ ル に 投 げ 出 さ れ た 生 贄
第3曲: 群 衆 と カ モ シ カ
第4曲: 陽 が 沈 む
体 温 ( 映画「体温」イメージサウンドトラックより)
嘆 き の ワ ル ツ ( 映画「子宮に沈める」イメージサウンドトラックより)
ピ ア ノ ソ ナ タ 第 11 番 イ 長 調 K. 331 ( W.A.モーツァルト )
主 よ、 人 の 望 み の 喜 び よ ( J.S.バッハ )
ほか
- p r o f i l e -
- 演 奏 家 、作 曲 家 プロフィール -
石井コンラード絵里子 - ピアノ
ERIKO ISHII-KONRAD - PIANO
5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ専攻卒業。
ウィーン国立音楽大学ピアノソリスト科修士課程修了。
14歳の時にルーテル市谷においてソロリサイタルを開催して以来、東京とウィーンにおいてソロリサイタルを開いている。2013年に完全帰国。
ソロだけでなく室内楽や伴奏など、数々のコンサートにも積極的に参加している。
これまでに樋口恵子、竹村浄子、國谷尊之、玉置善己、Jan Jiracek von Arnim、Christopher Hinterhuberの各氏に師事。
竹中直人監督映画「連弾」(2001)、緒方貴臣監督「体温」(2013)、「子宮に沈める」(2013)のイメージ・サウンドトラック、岡元雄作監督「不旋律のソナタ」(2014)、「きみはなにも悪くないよ」(2017)、牛丸亮監督「SMILE」(2018)におけるピアノ演奏など、映画音楽にも多数携わっている。
・主な受賞歴
Prof. ディヒラーコンクール(オーストリア)第1位
第9回ララ・メリアム王女国際ピアノコンクール(モロッコ)第2位、審査員特別賞受賞
第7回日本クラシック音楽コンクール第3位
第1回K国際ピアノコンクール(東京)一般の部第1位
など
門倉茜 - ヴァイオリン
AKANE KADOKURA - VIOLIN
3歳よりバイオリンを始める。
東京音楽大学器楽専攻(ヴァイオリン)卒業。
同大学大学院音楽研究科科目等履修生修了。
在学中オーディション合格者によるソロ室内楽定期演奏会に出演。
2017年よりピアニスト兵藤彩子氏と共にデュオリサイタルを定期的に開催。
ソロだけでなく室内楽、オーケストラなど幅広い分野で演奏活動を行う。
これまでに、バイオリンを大谷康子、海野義雄、横山俊朗各氏に、室内楽を横山俊朗、百武由紀両氏に師事。
バイエルン州青少年オーケストラ参加
第16回大阪国際音楽コンクール入選
田中マコト - 作曲
MAKOTO TANAKA - COMPOSED
作曲家、ピアニスト。
幼少よりクラシックピアノに親しみ、学生時代に様々な映画音楽に触れたことがきっかけとなり独学で作曲をはじめる。上京後、作曲を五十嵐泰宏氏に師事。
映画音楽を中心に、舞台やCM、短編アニメーション、バンド編曲やオーケストレーションなど、その活動は多岐にわたる。
近年の音楽担当作には、映画「飢えたライオン」(緒方貴臣監督)、映画「私たちは、」(勝又悠監督)、短編映画「婿入金魚」(加瀬聡監督)、映画「Music Of My Life」(岡元雄作監督)、映画「Last Lover」(岡元雄作監督 ※2020年1月公開予定)、舞台「海を視る、」(作・演出:勝又悠)などがある。
2020年1月公開予定の「Last Lover」では、シンガーソングライターの天野花が書き下ろした主題歌の編曲も担当している。
様々な若手映画監督とのタッグがある中、緒方貴臣監督作品から着想した音楽を2次的に創作した"イメージ・サウンドトラック"を制作するなど、既存の映画音楽の枠にとらわれない様々な表現を展開している。本公演で初演されるピアノとヴァイオリンの為の4つの音楽「飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる」も、同監督の過去作品「体温」、「子宮に沈める」に続く3作目の着想音楽作品となる。
- 幕 間 演 奏 -
荒木美帆 - フルート
MIHO ARAKI - FLUTE
京都市立音楽高校(現京都市立堀川音楽高校)を経て同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。
同大学専攻科修了。
2013年京都国際学生フェスティバルにアンサンブルメンバーとして出演。
これまでに小久見佳代、小久見豊子の各氏に師事。
第10回万里の長城杯国際コンクール高校の部第2位
第21回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選
第14回大阪国際音楽コンクール木管の部Age-U第3位
第55回朝日推薦演奏会出演
- ご予約 -
- 日時・会場 -
2019年11月08日(金)
開場:18:00 / 開演:18:30
会場:サローネ・フォンタナ
HP:http://salonefontana.jp/
住所:東京都世田谷区祖師谷 4-9-24
事前予約:2500円 / 当日入場:3000円
※会場受付にてご精算をお願いします
・ご予約メール
件名:「コンサート予約」
メール本文にお名前と人数を記載の上、ご連絡下さい
-ご案内事項-
会場玄関にて靴を脱いで会場へ入場して頂きます。
演奏中の写真・動画撮影はご遠慮くださいますようお願い致します。
駐車場はございません。お車でお越しの方は近辺コインパーキングをご利用ください。
保護者同伴のお子様、学生(大学生まで)の方は無料入場にてご対応させて頂きます。ご予約の際にお申し付け下さい。
当日のドレスコード等はございません。普段の服装でお気軽にお越し下さい。
映 画 飢 え た ラ イ オ ン 2019年11月2日 DVDセル&レンタル
映画 飢えたライオン
劇場公開日:2018年09月15日 / 製作国:日本 / 時間:78分 / 配給:キャットパワー
監督:緒方貴臣(『子宮に沈める』)
出演;松林うらら、水石亜飛夢、筒井真理子
菅井知美、日高七海、 加藤才紀子、品田誠、上原実矩、菅原大吉、小木戸利光、遠藤祐美 /竹中直人
「フェイクニュース」全盛時代を生きる私たちへ突きつける78分
ある朝のHRで、瞳の担任が児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行された。
担任の性的動画が流出し、その相手が瞳だというデマが流れる。
誰も信じないだろうと軽く考えていた瞳だったが、デマは事実のように広がっていき、
瞳は追いつめられ自殺をする。
担任の逮捕と生徒の自殺は、マスコミの格好の餌食となり報道は加熱していく。
そして社会によって瞳の「虚像」が作られていくのだった…。
映像や情報の持つ「加虐性」を描くと同時に、
それらを消費する私たちの中にある邪悪な“欲望”をあぶり出す。
監督プロフィール
緒方貴臣 -TAKAOMI OGATA-
1981年福岡市生まれ。
高校中退後に起業し、25歳で退社するまで共同経営者として会社を運営する。
海外を放浪の後、映画の道に進むために上京。映画学校へ行くが、3ヶ月で辞め、2009年より独学で映画制作を始め、初監督作品『終わらない青』(11年)が沖縄国際映像祭で準グランプリを受賞し、劇場公開される。続く『体温』(13年)では、2年連続でゆうばり国際映画祭コンペ部門に選出され、国内外7つの映画祭で正式招待。
前作『子宮に沈める』(13年)は、大阪二児放置死事件をもとに制作され、児童虐待のない社会を目指す「オレンジリボン運動」の推薦映画となり、厚生労働省の定める「児童虐待防止推進月間」である11月に劇場公開される。その他、病院や大学など全国各地で行政や市民による自主上映会を開催。社会問題を独自の視点と洞察力で鋭く切り取り、作品を通して世の中への問題提起を続けている。
本作『飢えたライオン』で4作目となる。現在、次回作を準備中。