いよいよ明日11月8日、映画「飢えたライオン」DVD発売記念コンサートが開催されます。
明日のコンサートの為に書いたピアノとヴァイオリンの為の音楽、フルート幕間演奏曲も含めると述べ35分前後の新作音楽を書きました。それに加えて、厳選した僕の過去楽曲、バッハ、モーツァルトの名曲たち。。 過去と今を生きる現在進行形の音楽たちが交叉します。
音楽家として今の僕に出来る200%をこれから迎える明日に詰め込みました。頼もしい演奏家の皆さん、スタッフの皆さんと共に全てをサローネ・フォンタナのステージで解放します。
緒方貴臣監督が創り出した素晴らしい映画作品たち、監督がインスパイアされた絵画作品、色んな芸術作品から派生して幾重に重なってこの音楽たちが生まれました。1人の音楽家、人間をこれだけ突き動かす力のある"映画"って本当に凄いなぁとか、色んな事を思いながらこの数ヶ月の間、徹底的に音楽と向き合いました。
今回の新作音楽については「タイトル」が重要なキーワードになっています。当日お渡しする"演奏プログラム"にこの音楽たちのタイトルの基になったアンリ・ルソーの重要な言葉(副題)を掲載しました。 映画未見の人も、もちろん観た人も、それらを解読した上で聴いて頂くとより楽しめるかもしれません。
再演の予定はありません。1発勝負です。
ぜひ、目撃して下さい!
会場でお待ちしています。
(当日入場も若干数であればお席のご用意が出来ると思います)
- 映画 飢えたライオン DVD発売記念コンサート- "飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる"
日時:11月08日(金) 開場 18:00 開演 18:30 予約 2500円 当日 3000円
会場:サローネ・フォンタナ http://salonefontana.jp
件名:「コンサート予約」
※メール本文にお名前と人数を記載の上、ご連絡下さい
- 公 演 紹 介 - 作曲家・田中マコトが本公演の為に書き下ろした新作音楽を、ピアニストに石井コンラード絵里子、ヴァイオリニストに門倉茜を迎えて初演。緒方貴臣監督作品 映画「飢えたライオン」から着想を得て作曲された『ピアノとヴァイオリンの為の4つの音楽 "飢えたライオンは身を投げ出してカモシカに襲いかかる" 』をはじめ、過去に同監督作品「体温」、「子宮に沈める」の為に作曲されたピアノ楽曲等を一挙演奏。
ピアノ: 石井コンラード絵里子 ヴァイオリン: 門倉茜 幕間演奏: 荒木美帆(フルート独奏)
作曲: 田中マコト
フライヤー・ポスター・プログラムデザイン rionxx
メイキング・スチール撮影 成富紀之 コンサート企画・プロデュース Handsome Cat RECORDS
・コンサート特設サイト
演 奏 家 紹 介
【演奏家紹介-1】 ピアノ演奏:石井コンラード絵里子
絵里子さんとは、2013年公開の映画『体温』(監督:緒方貴臣)のイメージサントラCDを制作した時に僕の作曲したピアノ曲「体温」をレコーディングして頂いたのがご縁で今に至ります。 その後も同監督『子宮に沈める』、岡元雄作監督『きみはなにも悪くないよ』『不旋律のソナタ』、牛丸亮監督『SMILE』等々いろんな映画音楽のレコーディングでお世話になっています。 今回のコンサート企画で演奏をして頂ける機会を作れて、本当に感慨深いです。 彼女の力強くて美しいピアノ演奏を是非楽しみにしていて下さい。
石井コンラード絵里子 - ピアノ ERIKO ISHII-KONRAD - PIANO
5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ専攻卒業。 ウィーン国立音楽大学ピアノソリスト科修士課程修了。
14歳の時にルーテル市谷においてソロリサイタルを開催して以来、東京とウィーンにおいてソロリサイタルを開いている。2013年に完全帰国。ソロだけでなく室内楽や伴奏など、数々のコンサートにも積極的に参加している。
これまでに樋口恵子、竹村浄子、國谷尊之、玉置善己、Jan Jiracek von Arnim、Christopher Hinterhuberの各氏に師事。
竹中直人監督映画「連弾」(2001)、緒方貴臣監督「体温」(2013)、「子宮に沈める」(2013)のイメージ・サウンドトラック、岡元雄作監督「不旋律のソナタ」(2014)、「きみはなにも悪くないよ」(2017)、牛丸亮監督「SMILE」(2018)におけるピアノ演奏など、映画音楽にも多数携わっている。
・主な受賞歴
Prof. ディヒラーコンクール(オーストリア)第1位 第9回ララ・メリアム王女国際ピアノコンクール(モロッコ)第2位、審査員特別賞受賞 第7回日本クラシック音楽コンクール第3位 第1回K国際ピアノコンクール(東京)一般の部第1位
など
【演奏家紹介-2】 ヴァイオリン演奏:門倉茜
門倉さんとは今回のコンサートで初めてご一緒させて頂きます。 僕がなり振り構わず縦横無尽に書いたヴァイオリン譜を、その人柄と同じく優しくしなやかに包み込みながら奏でてもらっています。 僕のようなピアノ弾きにとっては、ピアノと違って正確な"音"自体を出す事そのものがとても難しいヴァイオリンという楽器を操れる人に無条件に尊敬の気持ちがあります。。 絵里子さんのピアノはもちろん、彼女の美しいヴァイオリンの音色も是非楽しみにしていて下さい!
門倉茜 - ヴァイオリン AKANE KADOKURA - VIOLIN
3歳よりバイオリンを始める。 東京音楽大学器楽専攻(ヴァイオリン)卒業。 同大学大学院音楽研究科科目等履修生修了。
在学中オーディション合格者によるソロ室内楽定期演奏会に出演。
2017年よりピアニスト兵藤彩子氏と共にデュオリサイタルを定期的に開催。 ソロだけでなく室内楽、オーケストラなど幅広い分野で演奏活動を行う。
これまでに、バイオリンを大谷康子、海野義雄、横山俊朗各氏に、室内楽を横山俊朗、百武由紀両氏に師事。
バイエルン州青少年オーケストラ参加
第16回大阪国際音楽コンクール入選
【演奏家紹介-3】 幕間演奏 フルート独奏:荒木美帆
開場時間の18時頃から開演時間(18時半)までの間と、終演後の歓談時間に会場内でフルートを演奏して頂きます。 荒木さんとは、以前フルートカルテットでのセッションを僕の家で聴かせて頂いたのがご縁で、今回は幕間演奏というかたちで演奏をお願いしました。 皆さんにも耳馴染みのある曲、僕のリクエスト曲、この日の為に僕が書いたフルート独奏曲などなど、ゆったりお聴き頂けます。
実は今回の幕間演奏のプログラムにまぎれて、僕もこの日の為にフルート独奏曲を1曲書きました。
-幕間演奏の為のフルート小品 第1番 イ短調-
"ゆっくりと、もの悲しい雰囲気で"
作曲:田中マコト
当日はお時間に余裕がございましたら、どうぞ開場時間の18時から会場へお越し下さい。 ピアノやヴァイオリンの音色とはまたひと味違った音楽の世界観を味わって頂けると思います。
荒木美帆 - フルート MIHO ARAKI - FLUTE
京都市立音楽高校(現京都市立堀川音楽高校)を経て同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。
同大学専攻科修了。
2013年京都国際学生フェスティバルにアンサンブルメンバーとして出演。 これまでに小久見佳代、小久見豊子の各氏に師事。
第10回万里の長城杯国際コンクール高校の部第2位 第21回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選 第14回大阪国際音楽コンクール木管の部Age-U第3位 第55回朝日推薦演奏会出演
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映画「飢えたライオン」11月2日 DVDセル&レンタル
※レンタル版ジャケット